2012年3月14日水曜日

闘魚

ミッキーロークとマッドディロン、まじでかっこいいなぁ。

RUMBLE FISHを七年振りに観たが、時に陽気で時に陰気な音楽と街の情景がとってもあってて、この狂気さがたまらない。

現実世界に見えない不思議な時間のながれ方してる。

ヘッドホン爆音で観てて、街のあらゆるノイズを敏感に感じながら、マッドディロン演ずるラスティ ジェームスの少ししゃがれた低い声で、ずるずると映画の世界に吸い込まれた。

トムウェイツのちょい役の具合いもよい。

でも、やっぱミッキーローク演ずるモーターサイクルボーイのずば抜けた存在感がたまらなかった。
たしか七年前、この映画観た後に短髪にした。

七年振りにこの映画みて、昔よりいろんな見解ができた気がした。ただ、詳しく文にして伝える文才は全くない。

耳だけは確実に肥えてた。

七年前から成長したんだか、してないんだか。
そんなこと、あんまし考えたこともないが、
同じ景色も見落としてるものが多いので、歩いたり、走ったり、チャリ乗ったり、タクシー乗ったり、バス乗ったり。
上見たり、下見たり、目を閉じたり。

そんなのを毎日やって、見落としてるいろんなモノに気づいて成長してると思う。

でも結局この映画見て思ったのは、ミッキーロークまじでかっこいいから、久しぶりに短髪にするっていう七年前と同じ結論です。


僕にとって映画は、ふわふわ〜っと観て、断片的に感じとったものを身につけるためのモノ。

この映画の原作もチェックします。